まとめ

【2024年】マンガ好きが選ぶ江戸時代を舞台にしたおすすめマンガ10選

江戸時代

歴史物のマンガの中で戦国時代に次いで人気があるのが江戸時代ではないでしょうか。

江戸の平和な生活を描いたものから、江戸から明治にかけての激動の時代を描いたものまで、同じ江戸時代を舞台にしたマンガにもいろいろな種類があります。

そこで今回は江戸時代を舞台にしたおすすめのマンガをピックアップしました。

歴史物のマンガが好きな人は、ぜひチェックしてみてください!

おすすめ江戸時代マンガ

『風雲児たち』(みなもと太郎)

江戸時代初期から幕末までの日本の歴史を、独特のコミカルなタッチで描く『風雲児たち』。

徳川家康や豊臣秀吉の死後、江戸幕府の成立とその後の歴史的な出来事を、キャラクターのユーモラスな言動を交えて描いています。

見どころは、難解な歴史的事実をわかりやすく、かつユーモラスに描いている点です。

歴史に対する鋭い視点と、時折挟まれる作者の時事的なコメントも読みどころ。歴史に疎い読者でも楽しめる作風でありながら、史実に基づいた緻密な描写が光ります。

『磯部磯兵衛物語 ~浮世はつらいよ~』(仲間りょう)

江戸時代を舞台にしたギャグマンガで、浮世絵風のユーモラスなタッチが特徴の『磯部磯兵衛物語』は、武士を目指す主人公・磯部磯兵衛のドタバタな日常を描いています。

磯兵衛は怠け者で、武士としての適性はほとんどないものの、周囲の出来事に巻き込まれて騒動を引き起こします。

見どころは、古典的な江戸時代の文化と現代的なギャグが融合したユニークな作風です。

江戸時代の風俗や言葉遣いを知りつつ、軽い気持ちで楽しめるコミカルな物語が魅力です。

『陽だまりの樹』(手塚治虫)

幕末を舞台にした『陽だまりの樹』は、医者の手塚良庵(手塚治虫の曽祖父)とその友人・伊武谷万二郎の物語を描きます。

物語は、幕末という激動の時代にあって、医療と武士の生き方が対照的に描かれています。

良庵は西洋医学に惹かれ、新しい時代に順応しようとする一方、万二郎は武士道に生きる古風な男です。

見どころは、江戸時代末期の社会的変化を背景に、二人の友情や対立を通じて描かれる人間ドラマです。

手塚治虫らしい深いテーマ性と感動的なストーリーが魅力です。

『JIN-仁-』(村上もとか)

『JIN-仁-』は、現代の脳外科医・南方仁が江戸時代にタイムスリップし、当時の医療状況と向き合いながら、次々と難病患者を救っていく物語です。

江戸時代の医療技術の限界を超えた治療法や、仁が葛藤しながらも現代の知識を駆使して挑む姿が見どころです。

歴史的な背景とタイムトラベルの要素が融合し、現代と江戸時代の文化の違いが鮮やかに描かれています。

医療ドラマとしての緊張感と、江戸時代の風俗や社会状況に触れながら楽しむことができる点が魅力です。

『お〜い!竜馬』(原作:武田鉄矢 / 画:小山ゆう)

坂本龍馬の生涯を描いた『お〜い!竜馬』は、幕末の日本を変えようとした男の成長物語です。

物語は、少年時代の龍馬から、幕末の動乱期を駆け抜ける姿までを詳細に描きます。

龍馬の自由奔放な性格や、彼を取り巻く仲間たちとの絆、そして日本を近代化するために命を懸ける姿が感動的に描かれています。

見どころは、幕末の歴史的事件と龍馬の個人的な成長がリンクしながら進むドラマチックな展開です。

歴史的に知られたエピソードを基にしつつも、人間味溢れる龍馬の姿が新鮮です。

『大奥』(よしながふみ)

『大奥』は、男女の性別が逆転した江戸時代を舞台にした歴史フィクションです。

ある日突然、男性が圧倒的に少なくなり、女性が権力の座に着くという設定が特徴的です。

江戸城の大奥を中心に、将軍をはじめとした女性たちが国を統治し、陰謀や政治劇が繰り広げられます。

見どころは、性別が逆転したことによる社会の変化や、女性が主導する政治のあり方がどのように描かれるかという点です。

豪華絢爛な大奥の生活や、女性たちが抱える欲望と野望が緻密に描かれています。時代背景とフィクションが巧みに絡み合い、社会や性別について考えさせられる作品です。

『弁天さまの微笑』(原作:荒俣宏 / 作画:横山光輝)

『弁天さまの微笑』は、江戸時代の海運業者・紀伊国屋文左衛門を中心に、商業や海運をテーマにした歴史的マンガです。

文左衛門は、江戸時代に実在した商人で、彼が生き抜いた時代の経済や商人たちの活躍が描かれています。

商売の天才として数々の困難を乗り越え、成功を収めていく文左衛門の姿を描く一方で、彼の人間的な魅力や周囲の人々との絆も丁寧に描写されています。

見どころは、当時の経済活動の仕組みや、商人としての駆け引きの妙技です。江戸時代の商人たちが織りなす物語を楽しむことができ、特に経済やビジネスに興味のある読者にとっては興味深い内容です。

『アサギロ ~浅葱狼~』(ヒラマツミノル)

『アサギロ』は、新選組の副長・土方歳三を主人公に、彼の若き日々を描く物語です。

土方がいかにして新選組の幹部となり、幕末の激動の時代を生き抜いていくかが描かれます。

物語の魅力は、新選組の組織内での人間関係や、土方の冷徹さと情熱の狭間で揺れ動く心情です。

また、剣術に長けた者たちが繰り広げる戦闘シーンは迫力満点で、アクションとしても見応えがあります。見どころは、土方と近藤勇や沖田総司など、新選組の面々との絆や対立、そして彼らがいかにして新選組を築き上げていくのかという点です。

幕末の時代劇好きには必見の一作です。

『牡丹灯籠』(原作:三遊亭圓朝 / 作画:大塚英志)

『牡丹灯籠』は、三遊亭圓朝の怪談を基にしたマンガで、江戸時代を舞台にした怪奇物語です。

物語は、若い武士・新三郎と美しい娘・お露との恋愛が、やがてお露が亡霊となって新三郎に会いにくるという展開で進んでいきます。

江戸時代の風俗と怪談が融合した作品で、恐怖感とともに切ない恋愛の要素も加わっています。

見どころは、亡霊の描写や、江戸時代特有の怪異に対する信仰や風習がリアルに描かれている点です。怪談好きにはたまらない作品です。

『ささやくように』(かわすみ)

『ささやくように』は、江戸時代の浮世絵師・鈴木春信と彼の周囲の人々を描いたマンガです。

主人公・春信は、浮世絵の美しさを追求しながら、日常の中で出会う女性たちや友人、仲間たちと交流を深めていきます。春信の浮世絵は、恋愛や日常の一瞬を捉えたものが多く、彼の作品を通じて江戸時代の市井の生活や文化が描かれます。

見どころは、江戸時代の芸術家としての苦悩や、彼の作品に影響を与えた様々な出会い、そして浮世絵の世界観が繊細に描かれている点です。

また、恋愛模様や友情、芸術家としての葛藤など、春信の人間ドラマが丁寧に描かれており、当時の江戸の雰囲気を感じながら、彼の作品に触れられる作品です。

おすすめ江戸時代マンガのまとめ

日本の江戸時代を舞台にしたおすすめのマンガ10作品です。

それぞれの作品が江戸時代特有の文化や価値観をリアルに描きつつも、フィクションとしての魅力を存分に発揮しています。読んでいるだけで歴史の勉強に役立つものも多いため、少しでもテストの点数に活かしたい人にもおすすめです。

また面白い江戸時代を舞台にしたマンガがあれば紹介します。

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マンガが大好きで、自分が読んだマンガの感想を掲載しています。 おすすめのマンガも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。