僕の心のヤバイやつ1巻の紹介・ネタバレ
僕の心のヤバイやつは秋田書店のマンガクロスというサイトで掲載されているネットマンガです。ネット上では「僕ヤバ」と呼ばれることが多いです。
1巻にはカルテ1からカルテ11までが掲載されています。
1巻の表紙には机にもたれかかっている山田杏奈(やまだあんな)と、その後ろから見ている市川京太郎(いちかわきょうたろう)が描かれています。
僕の心のヤバイやつ1巻の内容
僕の心のヤバイやつは中学校を舞台にしたマンガです。
陰キャの市川は、クラスメイトでモデルもやっている美少女の山田を殺したいと思っています。しかし、スクールカーストの上位にいる山田とは接点がありません。ただ、遠目に見つつ殺害を想像する日々が続きます。
そしてある日、図書室でお菓子を食べている山田に遭遇します。
それをきっかけとして市川は山田と不器用ながらコミュニケーションを取るようになり、自分が山田のことを好きだという事実に気づくことになります。
山田の友達である小林ちひろ(こばやしちひろ)、関根萌子(せきねもえこ)、原さん、吉田芹那(よしだせりな)といった女子の面々や、男子中学生らしい妄想を繰り広げる足立(あだち)、神崎(かんざき)といった魅力的なキャラクターたちも見所です。
僕の心のヤバイやつ1巻の感想
天真爛漫な山田がとにかくかわいいです(笑)
モデルとして活躍する長身と美貌がありつつも、天然っぷりが激しく、いちいち言動を見ているだけでほのぼのします。食べ物に対する執着心がすごく、隙を見つけてはお菓子を食べています。
市川は「僕は頭がおかしい」と思い込んでいる、典型的な厨二病なのですが、山田の天然っぷりから目が離せなくなっていき、自分でも感情が抑えきれなくなっていきます。
山田にちょっかいを出そうとする南条先輩に対して、直接は手が出せないまでも間接的に山田に近づくのを邪魔しようと奮闘するのも見所です。
最初は美しさ故に山田を殺さなければと思っていた市川でしたが、山田のさまざまな面を知ることによって、その意識が変わっていきます。
どちらかというとギャグ要素が強めですが、中学生らしい甘酸っぱいやり取りが見ていて楽しい作品です。
2人の関係がどうなるのかも気になるところです。
2019年12月に「このマンガがすごい!2020年 オトコ編」の3位になったことを記念して、実写版PVが作られました。原作の雰囲気がよく表されていますよ。