ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 1巻の紹介・ネタバレ
ハコヅメ~交番女子の逆襲~はモーニングで連載されている作品で、作者は泰三子さんです。
1巻には、その1からその8までが掲載されています。
1巻の表紙は主人公である新米警察官の川合のアップです。(リニューアルカバーの前は川合と藤が載っています)
ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 1巻の内容
ハコヅメは女性警察官の川合が主人公です。
川合は安定を求めるためにあらゆる公務員試験を受け、その結果として警察官になります。自分でなろうと思ってなったわけではないので、熱意もないですし、あまりにも過酷な環境にもう辞めたくなっています。
そんな川合の元に、刑事課から藤がやってきます。美人警察官の藤はパワハラで川合のいる交番に飛ばされてきました。美人でありながら、手際よく仕事をこなしていく藤を見て、川合はもう少し警官でいることを決心します。
藤も川合同様に情熱を持って警察官をやっている感じではなく、思ったことを自由に発言し、パワハラや下ネタなども意に介しません。
ハコヅメの作者は女性警察官として10年の勤務経験があるそうで、リアルな現状を知ることができます。普段、市民からどのような扱いをされているのか、具体的にどのような仕事をしているのか、警察官同士はどういった関係を築いているのかなどなど、さまざまなことを垣間見ることができます。
川合と藤の他にもキャラが濃い警察官がいろいろ出てきます。
中でも取り調べの天才と言われている源巡査部長は、天性の人たらしでもあり、運動神経も抜群だけど、デスクワークはまったくできないという、いかにもマンガっぽいキャラクターです。
ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 1巻の感想
まず単純に絵がきれいなので読みやすいです。
美人警官として登場する藤部長はもちろんですが、主人公の川合もかわいらしいです。また、普通に読み進めていくとそのまま流してしまいそうなところに伏線が張られていたりと、ストーリー自体も面白いです。
また、冒頭では警察官をやめようと思っていた川合が、藤を初めとした先輩警官とのやり取りを通じ成長していくのも見所の1つですね。
ところどころに笑えるギャグシーンが挟まれつつも、ホロリと感動できるエピソードも入っているので、男女問わず楽しめるマンガではないでしょうか。