ラブコメは昔から人気があるジャンルです。
なかなか上手くいかない男子と女子のやりとりに、ドキドキしてしまう人も多いのではないでしょうか。「自分にもそんな時代があれば…」と思わず悔やんでしまう人もいるかもしれません。
そこで今回はおすすめのラブコメマンガを紹介します。
ラブコメが好きな人は、ぜひチェックしてみてください!
おすすめラブコメマンガ
『五等分の花嫁』(春場ねぎ)
成績不振の五つ子姉妹に勉強を教えることになった主人公・上杉風太郎が、徐々に彼女たちと恋愛関係を築いていく物語。
それぞれ性格が異なる五つ子が、どのようにして風太郎と向き合い、また成長していくかが描かれます。
未来の花嫁が誰になるのかという大きな謎が物語を通して展開され、予想を裏切る展開が読者を惹きつけます。個性豊かなキャラクターたちが織り成すラブコメ要素と、時に感動的なシーンが多く、最終的な結末まで引き込まれる作品です。
『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』(赤坂アカ)
名門・秀知院学園の生徒会を舞台に、生徒会長の白銀御行と副会長の四宮かぐやが、お互いに好きでありながらも「告白したほうが負け」というプライドの戦いを繰り広げるラブコメディです。
2人はお互いに高い知性を持ち、恋愛において先に告白する方が劣位に立つと考えているため、いかにして相手に告白させるかを毎回頭脳戦で競い合います。緻密な心理戦とギャグ要素が絶妙に絡み合い、物語はテンポ良く進んでいきます。
本作の見どころは、ラブコメでありながらも「頭脳戦」を繰り広げるという独自の設定です。
2人が繰り広げる駆け引きの数々が、シリアスなシーンでもコメディとしても機能しており、どんな結果になるのか毎回予測がつきません。また、天才同士の恋愛バトルに加え、周りの個性的なキャラクターたちもストーリーを盛り上げます。
特に、生徒会書記の藤原千花や書記兼会計の石上優の存在が、物語にさらなるギャグ要素とドラマを追加し、バラエティに富んだ展開を楽しむことができます。
『ニセコイ』(古味直志)
父親がヤクザの組長である主人公・一条楽と、敵対するギャングの娘・桐崎千棘が、家同士の争いを鎮めるために「偽の恋人関係」を装うところから始まるラブコメディです。
楽は、幼い頃に約束した初恋の女の子を探しており、そのペンダントを持ち続けています。しかし、千棘との偽装恋愛生活を続けていく中で、次第に彼女への気持ちが変わっていきます。さらに、幼なじみの小野寺小咲や他のキャラクターたちも絡んで、複雑な恋愛模様が展開されます。
この作品の魅力は、ラブコメの定番である三角関係やすれ違いを軽快なテンポで描きながらも、それぞれのキャラクターに深みがあり、個別のストーリーも充実している点です。
楽と千棘の掛け合いがコミカルで、二人の微妙な感情の変化やすれ違いが笑いを誘います。ギャングやヤクザという非日常的な設定が、物語に独自のスリルを加えつつ、個性豊かな登場人物たちによってシリアスとコメディのバランスが絶妙に保たれています。
『ハイスコアガール』(押切蓮介)
90年代のゲームブームを背景に、アーケードゲーム好きの少年・矢口春雄と、無口でクールな少女・大野晶の成長と恋愛模様を描く作品です。
ゲーマーとしての対決が物語の中心にありながらも、次第に2人の関係が深まっていく過程が丁寧に描かれています。
ゲームを通じて築かれる友情やライバル関係、そして恋愛要素が絡み合い、独特のノスタルジックな雰囲気が漂っています。
春雄と大野の無言での対話や感情のやり取りが見どころです。また、ゲームへの愛情が作品全体に溢れており、当時のゲーム文化やアーケードの風景が細かく再現されているため、ゲーム好きには特に楽しめる内容となっています。
『月刊少女野崎くん』(椿いづみ)
無愛想で無骨な男子高校生・野崎梅太郎が、実は少女漫画家であることを知った主人公・佐倉千代が、彼のアシスタントをしながら恋心を抱く物語。
佐倉は野崎に告白するも、彼に「ファンレター」だと誤解されてしまい、恋愛がなかなか進展しないという、ラブコメならではのドタバタが続きます。
野崎の周囲には、個性的でユーモア溢れるキャラクターたちが集まり、ラブコメディの要素と少女漫画制作の裏側が融合した、軽快なストーリー展開が魅力です。
佐倉の一途な思いと、野崎の天然な性格のコントラストが笑いを誘いながらも、心温まるシーンも多くあります。恋愛とギャグのバランスが絶妙な作品です。
『ホリミヤ』(HERO・萩原ダイスケ)
学園内では完璧で社交的な少女・堀京子と、陰気で目立たない少年・宮村伊澄が、実は学校外では全く別の顔を持っていることをお互いに知り、次第に距離を縮めていく物語です。
堀は家では地味な主婦のような生活を送り、宮村はピアスやタトゥーを隠したギャル男風。
2人が学校生活では見せない一面をお互いに見せ合い、次第に恋愛感情が芽生えていく様子が魅力です。
青春の甘酸っぱさと、等身大の高校生の悩みがリアルに描かれており、共感しやすいシーンが満載です。また、友人関係や家族との関わり方も丁寧に描かれており、心温まる瞬間が多いのも特徴です。
『君に届け』(椎名軽穂)
暗い雰囲気を持つ黒沼爽子は、クラスメイトから「貞子」と呼ばれ恐れられていたが、人気者の風早翔太と出会い、次第に友達を作っていきます。
風早との出会いをきっかけに、爽子は内向的な性格から脱却しようと奮闘します。
見どころは、爽子が自分を変えようと努力し、風早との恋愛を少しずつ育んでいく過程です。友情や自分の成長が恋愛と絡み合い、心温まるストーリーが展開されます。
爽子の純粋さが魅力で、読者を感動させるシーンが満載です。
『僕の初恋をキミに捧ぐ』(青木琴美)
主人公・逞は心臓に重い病を抱えており、限られた命の中で幼なじみの繭と恋愛を育んでいきます。
逞は自分が長く生きられないことを知っているため、繭への想いを抑えようとするが、2人の愛情は次第に深まっていきます。命の儚さと愛の強さを描いた物語は、切なさと感動を同時に提供します。
見どころは、逞が生きる時間を精一杯楽しもうとする姿や、彼を支える繭の一途な愛情です。心に染み入る展開が続き、涙を誘うシーンが多数あります。
『ラブ★コン』(中原アヤ)
背が高い女子・小泉リサと背が低い男子・大谷敦士が、互いをからかい合いながらも次第に惹かれ合うラブコメディ。
周囲からは「お笑いコンビ」と呼ばれ、友情で結ばれた2人ですが、リサは次第に大谷に恋心を抱きます。
身長差や性格の違いを乗り越えて恋愛が進展していく過程がコミカルかつ感動的に描かれており、リサの直球な感情表現と、大谷の素直さが物語を引き立てます。
ラブコメの王道とも言えるテンポの良い展開が魅力的です。
『ドメスティックな彼女』(流石景)
高校生の藤井夏生は、憧れの教師・橘陽菜と彼女の妹・瑠衣と一緒に暮らすことになります。
夏生は陽菜に片思いしているものの、実は瑠衣とも肉体関係を持ってしまっており、複雑な三角関係が展開されます。
物語の中では、家族としての絆や、禁断の恋愛がテーマになっており、キャラクターたちの成長や感情の変化が丁寧に描かれています。
ラブコメ要素に加え、シリアスな展開も多く、恋愛における悩みや葛藤がリアルに表現されています。
おすすめラブコメマンガまとめ
ラブコメ(ラブコメディ)は、恋愛とユーモアが融合した作品で、軽快な会話劇やキャラクター同士のドタバタが魅力です。
主人公のキャラクターはもちろん、周りの登場人物にも魅力的なキャラクターがいることが多いです。また、昔からの定番である「友情か愛情か」の問題もたびたび出てきて、読んでいるこちらを悩ませます。
またおすすめのラブコメマンガを読んだら紹介します!