BURN THE WITCH1巻の紹介・ネタバレ
BURN THE WITCH(バーン・ザ・ウィッチ)はBLEACHの作者である久保帯人先生のマンガです。表ロンドン(フロントロンドン)の裏に広がるリバース・ロンドンを舞台に、魔女の二ニー・スパンコールと新橋のえるの2人がさまざまなトラブルを解決していきます。
1巻には#0.8から#4までが掲載されています。
表紙は赤く塗りつぶされた中に二ニーの顔が描かれています。
BURN THE WITCH1巻の内容
ロンドンの裏に広がるリバース・ロンドンには、さまざまなドラゴンがいます。ドラゴンと一言でいっても形態はさまざまで、すべての異形の総称としてドラゴンという名前が用いられています。
それらのドラゴンを取り締まる組織がWB(ウィング・バインド)です。
主人公の二ニー・スパンコールと新橋のえる(にいはしのえる)は魔女として、その笛吹き隊に所属しています。人間はドラゴンに接することができないため、彼女たちのような魔女(ウィッチ)や魔法使い(ウィザード)が退治や保護にあたります。
のえるの先輩であるバルゴ・パークスは、ドラゴン憑きとなり、二ニーやのえるの監視下に置かれることになります。
しかし、彼がさまざまなドラゴンを呼び寄せてしまうことが分かり、上層部のトップ・オブ・ホーンズは彼の討伐命令を出します。
それを知り魔陣隊(インクス)のトップであるブルーノ・バングナイフはバルゴを討伐しにきますが、のえるたちはブルーノからバルゴを守ります。
さらに、二ニーの知り合いであるメイシー・バルジャーが飼っていたエリーというドラゴンがどんどん大きくなり、二ニーたちの前に立ちはだかります。
BURN THE WITCHの感想
最初にアニメを見て、それからマンガの方を読みました。
アニメではバルゴが唐突に出てくるのですが、マンガではどうしてそんなことになったのかが#0.8として描かれており、理解が深まります。
BLEACHが好きならば、まず楽しめる作品です。
笛吹き隊(パイパーズ)、聖務隊(セイクリッズ)、呪歌隊(アンセムズ)、戦術隊(サーベルズ)、開発隊(パッチワークス)、経理隊(ビリオネアズ)、人事神罰隊(ギャロウズ)といった隊が登場し、それぞれに個性的なトップが登場します。
また、魔法を使うときもBLEACHの鬼道のように前口上があります。
さすがにこれはBLEACHと似すぎだろうと思っていると、唐突に出てくる「尸魂界・西梢局(ソウル・ソサエティ・ウエスト・ブランチ)」という文字。
「え、同じ世界感なの!」とビックリしました(笑)
実は「BURN THE WITCH」というタイトルにも「BLEACH」が隠されている仕掛けもあり、かなりの驚きでした。一度、それを知ってしまうと「A」の線がはっきりと認識できますね。
もともとはBLEACHの20周年記念プロジェクトの一環として短期集中連載されたのですが、Season2もあるようで、どんな展開になるのか期待です。