ギャングキング

ギャングキング 1巻(あらすじ・ネタバレ・感想)

ギャングキング1巻

ギャングキング1巻の紹介・ネタバレ

ギャングキングはヤングキングやイブニングで連載されている不良マンガです。作者は柳井大樹先生です。

自分を助けてくれた人に憧れ、自分に彫り物を入れた和彫りのジミーが主人公で、仲間たちとさまざまな敵と戦い、成長していきます。

1巻には第1話から第7話までが掲載されています。

表紙は主人公の大西勝也(おおにしかつや)、通称「和彫りのジミー」の立ち姿です。

ギャングキング1巻の内容

ジミーは薔薇十字学園高等学校(バラ学)工業科の1年生です。

見た目はヤンキーですが、生真面目で仲間思い、曲がったことが大嫌いな性格です。子供の頃に自分の命を救ってくれた彫り師に憧れ、自分も立派な彫り師になることを目指します。そのため、学校でも生徒たちにワンポイントの彫り物を入れることをバイトとして行っています。

中学生の頃からの親友であり、情報通で頭が切れるバンコといつもつるんでいます。

そんな彼らの元に米沢米助(通称:サイコ)が転校してきます。地元を仕切っていたサイコはバラ学でもトップになろうとしますが、すぐにやられてしまいます。そこでジミーに惚れ込み、一緒に活動するようになります。

1巻ではバラ学2年生のゾンビが登場します。

ジミーとゾンビに分かれて1年生と2年生が抗争になりますが、ジミーがゾンビを倒すことで1年生側の勝利になります。ジミーに負けたことでゾンビは自分のチームであるジャームを抜けて、ジミーたちと行動を共にするようになります。

ギャングキング1巻の感想

1巻から絵がきれいなので読みやすいです。

また、物語もやたらと喧嘩が強い主人公が自分の信念にしたがって成長していくという王道なので、感情移入もしやすいです。

喧嘩をして、お互いのことを認めて仲間になっていくパターンを踏襲しており、最初は対立したゾンビくんも、いつの間にかいつものメンバーの1人として扱われるようになります。

変わっているのが主人公の設定で、「世界一の彫り師になる」というのがジミーの目的です。そのため、喧嘩に関しては自分からしていくわけではなく、どちらかというと巻き込まれるパターンが多いです。すでに強いと名が知れている状態のため、さまざまなチームから狙われることになります。

また、ジミーの仲間も頭が切れるバンコや、喧嘩はイマイチだが根性はあるサイコ、喧嘩が強く性格も危ないゾンビくんなど、キャラクターが立っていて魅力的です。

「ドリームキング」や「Hasegawa長治」といった他の柳井作品の世界とリンクしているため、そちらを読んでいるとさらに楽しめそうです。

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