極主夫道1巻の紹介・ネタバレ
極主夫道(ごくしゅふどう)は、ウェブコミックサイト「くらげバンチ」(新潮社)に連載されているコメディマンガです。作者はおおのこうすけ先生です。
不死身の龍と呼ばれた元ヤクザが主夫として生活している様子を描いています。極道としての顔を見せながら、しっかり家事をするギャップが面白いマンガです。
1巻には第1話から第9話までと、おまけ漫画が3話掲載されています。
表紙はエプロンを着て、スーパーの袋を腕にかけている龍(たつ)です。
極主夫道1巻の内容
主人公の龍(たつ)は、不死身の龍と呼ばれていた最強のヤクザです。その最強の男が引退して、強面のまま料理や掃除といった家事に対して全力で取り組みます。龍は家事の手際がとてもよく、そのギャップがシュールで面白いです。
かつて龍は振﨑組に属していて、一晩に抗争相手の組事務所を10箇所もつぶしたという伝説があります。しかし、そんな最凶の龍はすっかりヤクザからは足を洗い、主夫として毎日を送っています。
1巻では、詐欺師のセールスマンを撃退したり、顔なじみのヤクザとバーゲンセールに行ったり、妻である美久(みく)の誕生日プレゼントを買いに行ったりします。
また、以前ヤクザ時代に舎弟だった雅に会います。初めは極道の世界に戻って欲しいと懇願していた雅でしたが、いつの間にか逆に龍の影響で主夫の世界に入っていってしまいます。
声優の津田健次郎さんを主演とした実写PVが作られています。
極主夫道1巻の感想
1話1話が短いので読みやすいです。
会話のテンポや間がよく、ついクスリと笑ってしまいます。
真剣な表情で家事をこなす龍が面白く、どんどん読み進めてしまいます。龍は見た目こそは極悪ですが、家事の手際はとてもよく、料理のレパートリーも広く、洗濯や掃除なども徹底的にこだわって行います。
その辺のギャップがとても笑えます。
こういったギャップものはファブルを初めとして、いろいろありますが、中でも極主夫道はかなり読みやすいです。系統としては日常物に近いですね。物騒な言動をしつつも、ハートフルな物語が楽しめます。
2020年10月には玉木宏さん主演で、ドラマ化されるようなので、どのくらいの再現度なのか期待ですね。