村祀り1巻の紹介・ネタバレ
村祀り(むらまつり)は週刊漫画TIMESに連載されていた青年マンガです。
主人公の三神(みかみ)が、さまざまな村を訪れ、その土地独自の民族文化・風俗に増えていきます。だいたい1冊ごとに1つのエピソードになっているため、かなり読みやすいです。
1巻の表紙は忍冬村の神主である水主先輩です。
村祀り1巻の内容
主人公の三神はホーライとともにバスで忍冬村を訪れます。忍冬とは、スイカズラの花の意味でもあります。
また、彼らと一緒に大学生の男女もバスに乗っています。民族サークルの草間陽菜子と惇輝は、もともと大学の先輩であった水主(みずち)のもとを訪れているところでした。
忍冬村は毎週土曜日1本しかバスが通らないような田舎で、独自の風習があります。
三神とホーライは表向きは表向きは薬の訪問販売としてきていますが、実は裏の目的があり、この忍冬村にやってきました。
一癖ある村人とふれあううちに、だんだんとこの村に隠された秘密が分かってきます。
村祀り1巻の感想
陽菜子の目的は水主先輩に会うこと、それに勝手についてきた惇輝の目的はキレイな先輩である水主を落とすことです。
ホーライは村に隠されているというお宝、天叢雲剣が目的です。
そして、三神は神酒(ソーマ)を探しています。
村では巫女の体を使って客人をもてなす風習があり、そのため、惇輝は憧れの水主と関係をもつことができます。
水主は妹に同じことをさせるのが嫌なため、どうしようもなくこの風習に従っています。そこに陽菜子がやってきたため、自分の代わりに巫女になってもらうことを計画します。
水主は不妊症であると嘘をつき、巫女を脱しようと考えますが、村長はそれを認めず、水主と陽菜子の両方を巫女として村に置こうとします。
伝説や風習、儀式といった部分がフィーチャーされており、それらについての詳しい解説もあります。もちろん、それらも興味深いところですが、やはりセクシーなシーンが続くので、それ目的で読む人も多いのではないでしょうか。
温泉のシーンや巳宿しの儀など、エロスを感じるシーンも多いですね。
それだけではなく、「実は○○」といった仕掛けもあるので、読んでいてワクワクするストーリーです。