地獄楽

地獄楽 1巻(あらすじ・ネタバレ・感想)

地獄楽1巻

地獄楽1巻の紹介・ネタバレ

WEB漫画の週刊少年ジャンプ+で連載していた「地獄楽(じごくらく)」1巻の紹介・ネタバレです。賀来ゆうじ先生の作品で、江戸時代後期、死罪人たちが不老不死の仙薬を求めて謎の島を訪れます。

1巻には第壱話から第六話までが掲載されています。

地獄楽1巻の表紙は画眉丸です。

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地獄楽1巻のあらすじ

画眉丸たち罪人は、不老不死の仙薬を探すために幕府から集められます。しかし、画眉丸たちが訪れた島は、この世のものとは思えない不気味な生き物がたくさんいるところでした。

地獄楽 1巻の内容

第壱話

石隠れ衆の忍びである画眉丸は幕府に捕まり、死罪が決定します。しかし、幕府の人たちがどんな方法を使っても、彼を殺すことができませんでした。

画眉丸は一流の忍びでしたが、妻をめとったことで心が変わってしまいました。その結果、他の忍びたちが裏切ります。

打ち首処刑人の山田浅ェ門佐切は、画眉丸の処刑を幕府から命じられたため、彼のことをよく調べます。早く殺して欲しいと思っていた画眉丸でしたが、自分に生への執着があることに気づかされます。

そこで佐切から、幕府発給の公儀御免状を見せられ、条件を満たすことができれば無罪になることを伝えられます。その条件とは、ある島に行って不老不死の仙薬を見つけるというものでした。

第弐話

島に渡る罪人たちが集められます。彼らはまず人数を絞るために殺し合いをするように命じられます。大盗賊やくのいち、大剣豪、大男といった異能のものたちは次々に雑魚たちを殺し始めます。画眉丸はやる気がありませんでしたが、殺しに来るならば殺すというスタンスで、次々に相手を殺していきます。

残った罪人たちには1名ずつ山田浅ェ門が目付役としてつけられました。

第参話

画眉丸たちは島に到着します。そこには見たことがないような幻想的な風景が広がっていました。そんな2人のもとに、いがみの慶雲という男が現れます。さまざまな武器を使う慶雲でしたが、画眉丸は難なく倒してしまいます。

第四話

いつもお腹を空かせた大男、陸郎太には試一刀流一位の衛善がついていました。しかし、衛善はすぐに陸郎太に殺されてしまいます。一方、画眉丸に倒された慶雲についていた期聖はそのまま帰ろうとします。

第五話

画眉丸は佐切がいると足手まといになると思い、斬りかかります。しかし、以前のように冷徹になることができず、ためらいが生まれます。画眉丸は妻のことを思い出し、涙を流します。そんな画眉丸の様子を見て、佐切は見届けることを宣言します。

第六話

民谷厳鉄斎は剣龍、八州無双と呼ばれるほどの剣豪でした。彼には九位の付知がついています。厳鉄斎の手に蝶のような生き物が止まり刺されます。その瞬間、厳鉄斎は自分の手を切り落とします。

切り落とされた手からは植物が生えてきて、ここがまともな島ではないことを実感します。

そして画眉丸たちのところにも謎の生物がやってくるのでした。

地獄楽 1巻の感想

画眉丸をはじめ、メインの登場人物が罪人ばかりなので、どちらかというとダークファンタジーよりです。島にいる謎の生物もグロテスクで不気味なものが多いです。

人の生死がテーマになっており、謎が謎を呼ぶ展開になっています。

個人的にびっくりしたのは一位という一番強いはずの山田浅ェ門衛善が、あっさり死んでしまうことです。序盤から眼帯をして、めちゃくちゃ強そうな雰囲気を漂わせていたのですが、何の見せ場もなくやられてしまいます。

普通だったら後半で画眉丸とぶつかりそうな感じですが、これはかなり意外でした。

絵がかなりきれいで読みやすいのですが、ちょっとグロい描写もあるため、苦手な人は注意した方がいいかもしれません。

1巻の段階では、まったく先が見えない展開なので、これからどうなっていくのか楽しみです。

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