地獄楽5巻の紹介・ネタバレ
WEB漫画の週刊少年ジャンプ+で連載していた「地獄楽(じごくらく)」5巻の紹介・ネタバレです。賀来ゆうじ先生の作品で、江戸時代後期、死罪人たちが不老不死の仙薬を求めて謎の島を訪れます。
5巻には第三十七話から第四十六話までと番外編が掲載されています。
地獄楽5巻の表紙はくのいちの杠(ゆずりは)です。
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佐切や杠のところに士遠とヌルガイが合流して、不空就君を倒します。一方、力を使いすぎてしまった画眉丸は記憶を失ってしまいます。
地獄楽 5巻の内容
第三十七話
佐切や杠たちは不空就君(ふくうじゅくん)と遭遇します。彼は人間のことを研究材料としてしか見ていません。さらには不老不死の仙薬なんてものはないと言い切ります。
第三十八話
杠と仙汰は不空就君と戦い始めます。しかし、いくら攻撃しても不空就君を倒すことはできません。戦ううちに佐切はタオについて考えがあり、それに基づき不空就君を斬ると、その部分は再生しませんでした。
第三十九話
佐切は画眉丸や陸郎太も無意識にタオを使っていたのではないかと考えつきます。そうして3人は協力して、不空就君と戦い始めます。隙をつき、仙汰は不空就君を後ろから羽交い締めにします。佐切は仙汰を斬らないように不空就君だけを切り倒します。
第四十話
倒したと思った不空就君でしたが、大きな花の化け物になって復活します。仙汰は杠をかばおうとして、まともに攻撃を受けてしまいます。絶体絶命のピンチかと思われましたが、そこに士遠とヌルガイがやってきます。
第四十一話
士遠は戦いを経て、波を斬れば天仙君であってもダメージが与えられることを確信します。ヌルガイは佐切と杠に抱きつきます。すると、佐切の方は体力が回復しました。士遠は人によって五行思想のような相性があることを思いついていました。
第四十二話
佐切とヌルガイは士遠に加勢します。士遠は典坐の敵を取るため、自分の身を犠牲にしながらも攻撃を続けます。そうして刀身に波を集めて、とどめの攻撃を繰り出します。
第四十三話
仙汰のアドバイスを聞き、士遠は不空就君の胚珠を斬ります。それにより、不空就君を倒します。仙汰は先ほど受けたダメージが重く、そのまま息を引き取ってしまいます。
第四十四話
気を失っていた画眉丸は目を覚ましますが、記憶があやふやになっています。
杠たちは建物の中で情報整理しつつ、新しい服を手に入れます。士遠は人には木火水土金の属性があり、それぞれ影響し合うことを思いつきます。相性によって相手を高めたり、弱めたりすることができるということでした。
また杠は画眉丸の妻は幻ではないのかという考えをみんなに話します。
第四十五話
画眉丸の記憶は断片的で、一緒にいるのが誰なのかも分かっていません。
佐切は杠の考えを受け、本当に画眉丸の妻が存在しなかったらどうなるのだろうかと思いを巡らせます。
画眉丸たちは先を進んでいると、弔兵衛たちと出くわします。
第四十六話
殊現と忍びたちは船で島を目指していました。そこには段位はないものの、高い実力がある清丸と威鈴も一緒です。
忍びのことが信用できない清丸は忠義を示すために死んでみろというと、言う通りにその忍びは自害します。実は忍びたちの目的は画眉丸を殺すことでした。
番外編
山田浅ェ門の面々が誰を担当するのかという話し合いが描かれています。
地獄楽 5巻の感想
まったくの謎であったタオについて、少しずつ情報が明らかになってきます。さらには実は画眉丸たちも無意識にタオを使っていたことも判明します。
この辺の話は士遠が大活躍ですね。
いろいろな情報から推論していくわけですが、それが大きな力になっていきます。さらに士遠自体が強いので、かなり頼もしい味方です。
また、ようやくタオのことが分かってきて、仲間との関係もいい感じになってきた画眉丸が記憶を無くしてしまい、リセット状態になってしまいます。そして、人間側では一番タオを使いこなしている弔兵衛と遭遇するため、戦うのか、共闘体制を築くのか、気になるところです。
5巻の最後には、新たな山田浅ェ門たちがやってきます。こちらもひと癖ある面々ばかりで、どのように物語に関係してくるのか期待ですね。