地獄楽4巻の紹介・ネタバレ
WEB漫画の週刊少年ジャンプ+で連載していた「地獄楽(じごくらく)」4巻の紹介・ネタバレです。賀来ゆうじ先生の作品で、江戸時代後期、死罪人たちが不老不死の仙薬を求めて謎の島を訪れます。
4巻には第二十七話から第三十六話までが掲載されています。
地獄楽4巻の表紙は弔兵衛と桐馬です。
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てんせん様が7人いることが判明します。さらに彼らが使っている能力がタオであることも明らかになります。画眉丸のもとに巌鉄斎が強力な仲間として加わります。
地獄楽 4巻の内容
第二十七話
巌鉄斎と付知が現れ、戦ってしまえばまともにはいくまいと考えた画眉丸は頭を下げて、共闘体制を築くことを申し出ます。
申し出に落胆する巌鉄斎でしたが、画眉丸からてんせん様の話を聞くと、乗り気になります。付知もまた不死身の身体に興味があるため、3人は共闘体制を成立させます。
第二十八話
杠は木人から、てんせん様の話を聞きます。それにより、てんせん様が7人の仙人であるということが分かります。
普賢上帝(ふげんじょうてい)、ア閦大帝(あしゅくたいてい)、不空就君(ふくうじゆくん)、ラトナ大聖(らとなたいせい)、如イ元君(にょいげんくん)、文殊公々(もんじゅこうこう)、准胝帝君(じゅんでいていくん)の7人は同じ容貌だが、役割は性格が違うとのことでした。
第二十九話
画眉丸たちは、めいからてんせん様が使う力はタオであると聞きます。しかし、タオが具体的にどのようなものなのかは分かりません。
一方、典坐が死んでしまったヌルガイは士遠と行動を共にしていました。士遠が波として感じているものが、どうやらタオであることが分かってきます。
第三十話
弔兵衛は桐馬を背負い、穴から脱出します。そこに不気味な姿の道士がやってきます。そうして道士と化け物たちと、弔兵衛たちの戦いが始まります。道士と良い勝負をしていた弔兵衛でしたが、首を切られてしまいます。
第三十一話
弔兵衛の首が再生します。どうやら彼は化け物を食べているうちに、その力を取り込んでいるようでした。そして、だんだんとタオのことも見えてきて、自分でも扱えるようになっていきます。
第三十二話
画眉丸と巌鉄斎は、めいからタオについて教えてもらうのですが、なかなか上手くいきません。そして、そこに道士がやってきます。道士は、めいが天仙様と同格の存在であることを画眉丸たちに伝えます。
第三十三話
画眉丸たちは道士からタオについて説明を受けます。さらにめいのこれまでに受けた仕打ちについても話し、画眉丸は怒ります。
第三十四話
付知はだんだんとめいの言うことが分かってきます。タオの使い方を付知から説明されると画眉丸はさっそく使い始めます。相手のタオが見えるようになった画眉丸は難なく道士たちを倒してしまいます。
第三十五話
タオを使いこなせたと思っていた画眉丸でしたが、身体に不可がかかりすぎて倒れてしまいます。
その頃、佐切や杠たちは1人の天仙様のところまでたどり着きます。
第三十六話
本土に戻った十禾は島で何があったのかを報告します。そうして幕府はさらに島に人員を入れることを決めます。その中には、二位の殊現も含まれていました。さらには画眉丸がもといた石隠れからも忍者が投入されます。
地獄楽 4巻の感想
謎だった「てんせん様」が実は7人いるということが分かります。
7人は容貌は同じですが、性格が違い、用いる能力も異なるようです。そして彼らの見えない攻撃の正体がタオであることも判明します。
画眉丸たちは新たな力であるタオを身につけることで、天仙様たちに挑むことになります。
画眉丸たち、佐切たち、ヌルガイたち、弔兵衛たちと島には現在4組が残っており、物語もそれぞれの視点から描かれます。さらには天仙様たちの内情も分かってきて、少しずつ謎が明らかになってきます。
そしてラストには第三勢力となりそうな殊現たちが登場します。雰囲気からいって、ただものではない感じですが、画眉丸たちの味方になるのか、それとも敵になるのか楽しみです。