2.5次元の誘惑 3巻（あらすじ・ネタバレ・感想）｜マンガ好きによるマンガ感想ブログ

2.5次元の誘惑 3巻の紹介・ネタバレ

『2.5次元の誘惑』（にてんごじげんのリリサ）は少年ジャンプ＋（集英社）で連載していた橋本悠先生のマンガです。

２次元のキャラクターに愛情を向ける奥村が、そのキャラクターのコスプレが好きな天乃リリサと繰り広げるコスプレコメディです。

３巻には第17話から第24話までと番外編が掲載されています。

３巻の表紙は羽生まゆり（はにゅうまゆり）先生の普段の姿とコスプレをした姿です。

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奥村とリリサ、美花莉は文化祭での出し物の話をしていました。リリサはメイドカフェに憧れていますが、クラスメイトの前でコスプレする勇気がありません。

そこでリリサと美花莉は部室で2.5次元メイドカフェを開店し、奥村に対してだけ接客することにします。

奥村は以前のイベントで知り合ったオギノさんから、写真の撮り方を教わりにいきます。オギノからのアドバイス通りにマギノの写真を撮っていると、奥村はメキメキ成長していきます。

マギノからはリリサと言いたいことを言い合って喧嘩することが長続きするコツだとアドバイスを受けます。

また、奥村は現在のコスプレ四天王についての情報を得ます。

いつものようにリリエルのコスプレ姿の写真を撮っていると、奥村の違いにリリサが気づきます。そこで奥村はこの前の特訓についての話を打ち明けます。

そして、生徒会から漫画研究部は研究会に格下げになると宣告されます。研究会になってしまうと今の部室が使えなくなってしまいます。

奥村はどうすれば部が存続できるのか、生徒会に聞きに行きます。部を存続させるためには顧問の先生と活動のレポートが必要だということが分かります。

職員室に顧問の先生を探しに行くと、家庭科のまゆり先生を薦められます。先生の話を聞きに行った奥村は、彼女がコスプレ四天王の1人、まゆらであることに気づきます。

コスプレに理解があるまゆり先生ならば顧問になってくれるだろうと期待した奥村ですが、彼女にはコスプレに対する罪悪感があり、首を縦に振ってくれません。

そこで部室に行き、リリサと一緒にまゆり先生を説得することにします。リリサのあまりにもまっすぐなコスプレに対する思いに、まゆり先生は一気に好きなってしまいます。

まゆりが顧問になってくれたため、今度は活動報告のレポートについて考え始めます。

そこで先生から漫画の読み聞かせを行ってはどうかと提案されます。コスプレをしたリリサに対して、子供たちは好反応を示します。

しっかりとレポートも仕上がりましたが、これは自分たちがやりたいことではないと奥村たちは、そのレポートを捨てます。

そうして先生に対して、自分たちはコスプレをしたいのだから、コスプレの様子をレポートとして書くことを宣言します。

奥村たちは横須賀コスストに参加します。そこでの様子をレポートにまとめる予定でした。

しかし、イベントにはコスプレ四天王の１人である753が参加するということが分かります。リリサは753と出くわし、会話をします。そして753がキャラを知らずにコスプレをすることに疑問を抱きます。

まゆり先生がコスプレをやっていたときの話です。

彼女たちがコスプレをしていたときの様子と、リリサと初めて出会ったときのシーンが描かれています。

奥村のコスプレに対する意識が変わり、一気に青春漫画っぽさが出てきます。

今は活動していないコスプレ四天王の１人、まゆらが学校の先生だったという伏線もあり、大きく物語が動き始めます。

イベントと四天王と出会い、それを越えていくというのがバトル漫画のようで、この先が期待できます。

四天王それぞれに背景や思いがあるようなので、コスプレに対しての意識の違いなども注目ポイントです。