ワールドトリガー17巻の紹介・ネタバレ
週刊少年ジャンプで連載していた「ワールドトリガー(葦原大介)」17巻の紹介・ネタバレです。
17巻には第143話から第151話までが掲載されています。
17巻の表紙は香取隊の隊長、香取葉子(かとりようこ)です。
ワールドトリガー17巻の内容
空閑遊真(くがゆうま)はキズを負いながらも何とか柿崎隊の隊長、柿崎国治(かきざきくにはる)をベイルアウトさせました。
物語はB級ランク戦から香取葉子(かとりようこ)の若い頃に移ります。
香取は今はオペレーターを務めている染井華(そめいはな)とゲームをしています。いつも一緒に遊んでいた彼女たちですが、染井の成績が下がったことを理由に、染井の父から一緒に遊ぶのを禁じられてしまいます。
それから間もなくして、第一次大規模侵攻が始まり、三門市は壊滅状態に陥ってしまいました。そして、そこで染井華の家族は華本人を除いて、みな死んでしまいます。
生き残った華は、香取と一緒にボーダー隊員になることを決めます。
物語がランク戦に戻ります。
雨取千佳(あまとりちか)は武器を追尾弾(ハウンド)に切り替えて、柿崎隊の照屋に猛攻を仕掛けます。しかし、照屋からの攻撃を防ぎきれず、2人ともベイルアウトしてしまいます。
残った香取は三雲修(みくもおさむ)を倒しますが、空閑に倒され、勝負が決まります。
調子が出てきた玉狛第2ですが、さらに戦力を強化するために、ヒュースを入隊させることを計画します。ヒュースは空閑たちと仲間になったわけではないのですが、本国に戻るために一緒に宇宙船に乗る必要がありました。
ヒュースの入隊を本部の上層部に頼みにいくと、最初は反対されたのですが、ヒュースが未知の場所を案内してくれるという約束をして、入隊を認められました。
本部の城戸指令はヒュースの入隊を認めるが、その代わりに千佳も遠征につれていくという申し出をしてきました。千佳の膨大なトリオン量のおかげで乗員数が増やせるため、B級戦で2位以内に入ることができれば遠征選抜隊に選ばれる可能性がでてきます。
玉狛第2の次の相手は、生駒隊と王子隊です。
ただ、まだヒュースの入隊試験が終わっていないため、メンバーはこれまでと同じ空閑、三雲、千佳の3人です。
ワールドトリガー17巻の感想
B級ランク戦に戻り、対戦相手である香取葉子のバックグラウンドが語られます。ワールドトリガーはメイン以外のキャラクターに対しても、こういった詳しいエピソードが挟まれるので、感情移入がしやすいです。
そして、遠征隊に確実に選ばれるための強力な助っ人として、ヒュースが玉狛第2に入隊することになります。
以前は敵として戦った相手が、味方に加わるというのはバトルものとしては王道ですね。
これからのヒュースの活躍が楽しみです。